日田祇園祭は、一番暑い夏の日田

2015/06/01

 今年も暑い!日田市です。このところのニュースで全国で一番暑いって言うと「大分県日田市では、、」というのコメントがあります。

 その中でも一番暑い時期に開催されるのが、「日田祇園」です。日田祇園そのものが暑い夏の「暑気払い」というのもあって、昔から日田は暑かったんですね。日田祇園2015

 祇園の行事は、7月のはじめの小屋入りから始まって、祇園祭典の前にいろいろな神事が行われ祭典を終えて「薮入り」までおよそ一ヶ月間の行事です。

 観光のみなさんが訪れる前にいろいろな行事があるんですね。

今年の集団顔見世は、7月23日(木曜日)

 「流れ引き」と言われる、組み上げた山鉾の動きや車の状態を確認するための試運転を行うのだけど、この日は、日田駅前に市内全部の山鉾が集結します。
 午後5時過ぎから少しずつ集まってきて、午後7時から行事が行われます。
合図で、一斉に提灯に火が灯されると大歓声が起きるなど壮観!

祇園祭典本番は、7月25(土)26日(日)

 本番当日は、午前9時ごろから山鉾が町内を巡行します。そして夜には、隈地区と豆田地区の双方で、一箇所に終結する「晩山」が行われます。(写真は、隈地区の情景)

祇園さんへお参りしよう!(パイパイもあるよ!)

 子供のころ、市内在住でなくて詳しくは知らなかったけど、母の郷の叔父がよく「祇園さんにお参りせな」(「せな」は、しなければいけない。だけど)と言って連れていってくれたのが、豆田町にある八坂神社です。

 厄払いや暑気払いなどで参拝するのだけど、その魔よけとして祭りの後に配られるのが、山鉾の横にたくさんある竹の棒状のお飾りの「パイパイ」です。各家庭の玄関の上にはほとんどの家庭にあります。地元の人しかもらえないものですが、最近は、八坂神社にお参りするとそのパイパイを買い求めることが出来るように準備されています。

 なかなかもらうことができない地元以外の人にもと、余分に作っているということです。
八坂神社へ参拝しよう!

 このお祭りの本元となる神社は、3箇所。(豆田地区の八坂神社は、ここ)

 

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